意外と知られていないゴールドの世界
知っているようで意外と知らないゴールド
結婚指輪を選ぶ際、プラチナとゴールドどちらを選べば良いのかと悩むものです。結婚指輪と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「プラチナ」でしょう。プラチナの美しさは言葉にできないほどで、大変美しい輝きを放っています。
では「ゴールド」について、詳しく説明できるでしょうか。「貴金属の一種」というのは何となく分かるでしょうが、具体的にどんな物質かについては意外と知られていないかと思われます。
投資としてのゴールド
ゴールドと聞いて一部の方が思い浮かぶのは、取引でしょう。取引できる貴金属には、プラチナも含まれています。タイミングが合えば、安く購入して高く売り出せます。差額分が利益となるため、投資としても注目されています。
ただしタイミングが悪ければ、かなりの損益にも繋がってしまいます。ゴールドの取引はリスクヘッジ運用としても注目されているものの、絶対に安全という保障はできません。また、結婚指輪となると仮に利益が出たとしても微々たるもの。結婚指輪はあくまでも愛が形になったもので、資産とは別口で考えてください。
ゴールドの歴史
ゴールドの歴史についても、触れていきましょう。人類がいつゴールドを使うようになったかについては、全く分かりません。諸説はありますが、人間が「文明」を持つようになった頃でしょう。
ただゴールドは、多くの人を魅了したという事実は誰も反論できない筈です。事実、紀元前6000年頃のメソポタミア文明において、ゴールドを採掘加工したという話があるほど。実用化されたのは、紀元前1000年頃のエジプト文明です。当時から非常に高い金加工技術を誇っていました。
ゴールドは半永久的に残る
ゴールドは、永遠を象徴する結婚指輪の素材として最適です。理由は半永久的に残るから。根拠になるのが、ゴールドで作られたエレクトロン貨です。
エレクトロン貨が使われたのは、紀元前700年頃。つまり3000年以上になります。3000年も時間が経てれば跡形もなく消滅してもおかしくないものの、エレクトロン貨は2025年時点でも現物のまま存在しているのです。