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指輪の素材いろいろ

いろんな素材で作られている指輪

指輪は、いろんな素材で作られています。世の中に広まっている指輪の素材を1つずつ取り上げると、きりがありません。そこで結婚指輪に使われている素材に限定。
どんな素材がよく使われているのか、どんな性質があるのかについてもご紹介します。

プラチナ

結婚指輪の素材で最も人気があるのは、プラチナでしょう。日本語では「白金」と書きますが、ゴールドとは全く別の種類になります。原子番号78で元素記号はPt。科学的につっこんでしまうと「なんのこっちゃ状態」ですが、簡単に言えば反応が薄い素材です。
金属は何らかの刺激が加わると、変色といった反応が起きます。わかりやすいのは鉄。鉄の表面に水や酸素が加わると、化学反応で腐食現象が発生するのです。しかしプラチナの場合、水や酸素が多少加わるぐらいで変色することはありません。それこそ指輪をはめたまま温泉にはいっても、問題ないぐらいです。実用性だけでなく見た目も大変美しい素材だからこそ、結婚指輪の素材として最適といえるでしょう。

ゴールド

欧米では、ゴールドの結婚指輪が一般的です。原子番号79。銅や銀と同じ属性です。ゴールドは大変加工しやすい素材で、指輪として最適。さらにプラチナと同じく反応が薄い素材になるため、大切に扱えば何十年単位と使うことができるでしょう。
主な産出国はアメリカ・南アフリカなどです。かつて日本も、ゴールドが多く採掘され「黄金の国ジパング」と呼ばれました。現在もゴールドは採掘しようと思ったらできなくはないものの、大変危険な場所にあるそうです。

レアメタル

結婚指輪の素材として注目されているのが、レアメタルです。精密機器で使われる素材です。レアメタルの特徴は、金属アレルギーリスクが少ない点でしょう。レアメタルだからとはいえ、100%確実に絶対にアレルギーが出ない保障はありません。とはいえ、他の素材と比べると安心はできるでしょう。
レアメタルには、チタン・クロム・マンガン・ニッケル・パラジウム等があります。