ミル打ちの結婚指輪にはどんな種類があるのか? - 指輪の素材図鑑

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ミル打ちの結婚指輪にはどんな種類があるのか?

アンティークの指輪について

アンティークとは「古いもの」または「骨董品」の意味です。アンティークの魅力は、味わい深さにあります。細部まで「美」にこだわったデザインは、お見事の一言。機械やコンピューターではなく人の手で生み出されたのだから、感服するしかありません。
アンティークと聞くと家具や調度品を思い浮かべるでしょうが、結婚指輪も例外ではありません。本当の意味での「アンティーク」な結婚指輪もありますが、あえて「アンティーク」に見せている指輪も少なくありません。

ミル打ちとは?

アンティークな結婚指輪によく見かけるのが、ミル打ちと呼ばれるものです。指輪の表面に球を作り出す技法を指します。正式的には「ミルグレイン」と呼ばれています。
指輪にもよりますが、大方は球が連なるようなタイプとなっています。球が無数に連なっていることから縁起物としても重宝され、子孫繁栄のご利益が得られるでしょう。

色んなタイプのミル打ち結婚指輪

ミル打ちの結婚指輪には、色んなタイプのものがあります。オーソドックスなものとしては、指輪の縁にミル打ちが施されているものです。全体的なシルエットは、超がつくほどシンプルなもの。でも指輪を象るかのようにミル打ちが施されているため、地味な印象はありません。
ゴージャスなタイプになると、エタニティ仕様の指輪もあります。指輪に連なったダイヤモンドを挟むかのように、ミル打ちが施されているものです。ミル打ちの繊細さとダイヤモンドの輝きが見事に調和し、唯一無二の存在感を放っています。

ミル打ちの結婚指輪のお値段は?

ミル打ちが施された結婚指輪の値段は、ピンキリです。値段が安い所ならば、5万円前後で販売されています。2つ合わせても10万円超えるか超えないかの価格です。全体的にシンプルなデザインではあるものの、ミル打ちが施されていることによりアクセントがついたデザインに昇華されています。
値段が高いものならば、1つ40万円前後の値段が。ミル打ちの他にも、細やかな彫りやダイヤモンドが贅沢に使われています。見た目のインパクトも強く、ゴージャス仕様となっていました。