素材図鑑 についての記事一覧- ページ 9 / 9 - 指輪の素材図鑑

HOME » 素材図鑑

素材図鑑

愛情の証!ピンクゴールド

見た目の愛らしさから人気上昇中となっているのが、ピンクゴールドです。
文字通りピンク色をしたゴールドで、指輪だけでなくピアスやネックレスの素材としても人気があります。
しかしピンクゴールドとは具体的にどういう素材かについては、意外に知られていません。
そこで、指輪の中でも人気が上昇しているピンクゴールドについて取り上げます。

ピンクゴールドとは読んで字のごとく、ピンクの色をしたゴールドです。
しかし正しくはピンク色ではなく、銅色と言った方が正しいでしょう。
ピンクゴールドの出す色はゴールドの上にピンクを塗っているのではなく、金属の配合から作り出したものです。
ピンクゴールドは、一般的に「金」として認識されているイエローゴールドよりも、銅の割合を増やしています。
銅の割合を増やすことにより、一般的な金よりも赤みがある・ピンク色になるということです。

しかしピンクゴールドは単純に銅が多いだけと聞くと、少しがっかりするかもしれません。
でも実はピンクゴールドには、「恋愛成就」の効果があるとされているのをご存知でしょうか。
ピンクゴールドの指輪はオシャレアイテムとしての役割だけでなく、実はお守り効果も兼ね備わっているのです。

もしピンクゴールドの指輪をプレゼントとして贈る時は、愛する人に贈ってあげて下さい。
相手には更なる魅力を引き出してもらいつつも、幸せになって欲しいという願いを込めて贈れば、喜んでくれることでしょう。
また恋愛に悩んでいる人に贈るのも、1つの手です。
ピンクゴールドが力になってくれるので、大きな力となってくれます。

ピンクゴールドの人気はとどまることを知らず、結婚指輪の素材としても使われています。
ピンクゴールドの指輪は日本人の肌にもしっくり来るので、常にはめることになる結婚指輪の素材として申し分ありません。
また2人の永遠の愛情を表すにも、ピンクゴールドは正に適役と言えます。
2人の愛は、ピンクゴールドにより更に強くなります。

超貴重素材!プラチナ

21歳の誕生日を迎える女性に、白金(プラチナ)のアクセサリーを贈ると、貰った人は幸せになると言い伝えられています。
また「婚姻」や「強い絆」の意味も込められており、結婚・婚約指輪の素材としても白金はよく使われています。
そこで素敵な指輪の素材として人気がある白金について、色々と調べてみました。

白"金"との名前から金の一種のように思えますが、全くの別物です。
白い金としてならホワイトゴールドがありますが、ホワイトゴールドとも違います。
ホワイトゴールドとは合金の一種で、人工的に作られたものです。
一方、白金は自然から採掘されるものです。
主な発掘場所は南アフリカ・ロシアですが、採掘量は僅かしかありません。
大変貴重な素材であるため、白金の指輪を取り扱っている店舗は少なくなっています。
ちなみに南アフリカ・ロシアと比べると雀の涙ほどしかありませんが、日本でも白金はあります。
ただしあくまでも存在が確認されているレベルであり、日本産の白金が出回っている訳ではありません。

素材として白金が使われている指輪は、どれも素晴らしいものばかりです。
深みのあるシルバー色が特徴的、一度見ると吸い込まれてしまいそうになります。
白金だけが使われている指輪でも素晴らしいのですが、更にダイヤモンドが加わると美しさは更に引き立ちます。
婚約・結婚指輪によく使われる理由は白金が持つ意味だけでなく、見た目の美しさもあってのことでしょう。

ただし唯一の欠点としてあるのが、値段の高さです。
素材そのものが滅多にお目にかかれない貴重なものになるので、値段はかなりかかります。
どんなに安く見積もっても10万円前後で、ダイヤモンドがあしらわれている指輪となれば桁はもう1つ増えます。
でも値段が高い指輪であるにも関わらず人気が衰えないのは、白金そのものに魅力があるからに過ぎません。
お財布がどんなに固い人であっても、白金の魅力に抵抗することは出来ないのです。

ゴージャスな金の指輪

金があしらわれている指輪は、見た目のゴージャスさから人気が高い素材の1つです。
しかも単純にゴージャスさだけでなくエレガントさも兼ね備わっており、身につけた人だけでなく一目見た人の心も鷲掴みにします。
そこで、指輪に使われている金の種類について取り上げてみました。

イエローゴールドは、一般的な金そのものです。
金75%・銀15%・銅10%で、構成されています。
アクセサリー加工としては適役な素材で、イエローゴールドの指輪の種類はかなりの数に及びます。
イエローゴールドのメリットは、手入れのしやすさです。
長年使い続けるとどうしてもくすみや変色が起きてしまいますが、大きく目立つことはありません。
ある程度の手入れはどうしても必要になるものの、数ある金の中でも取り扱いが簡単な素材となっています。

最近人気が出てきている金は、ピンクゴールドです。
文字通りピンク色をしたゴールドで、恋愛成就に効果があるとの噂も出ているほどです。
ピンク色の秘密は、銅にあります。
ピンクゴールドは金75%・銀7.5%・銅17.5%と、イエローゴールドと比べると銅の割合は高くなっています。
しかしピンクゴールドは取り扱いが大変難しい素材であるため、指輪を取り扱っている所は少なくなっています。

見た目が銀に似ている金は、ホワイトゴールドです。
ロジウムと呼ばれる金属でコーティングされており、深みのある輝きが特徴的です。
指輪としての人気も高く、結婚指輪によく使われています。
しかしホワイトゴールドも取り扱いが難しく、ロジウムが剥げてくる恐れがあります。
コーティングをし直せば元通りになるものの、些か扱いが面倒です。

金の指輪の中には、純度100%の金の指輪もあります。
しかし取り扱っている店舗は少なく、手入れも大変難しくなっています。
例えどんな金が使われていたとしても、輝きを保つには毎日の手入れは欠かせません。
大事な指輪だからこそ、大切に扱って下さい。

手作り指輪で超メジャーな素材!銀

手作り指輪の数ある素材の中でも。最も多く使われているのが銀です。
銀があしらわれている手作り指輪は人気も高く、上品な輝きを持っていることから、婚約・結婚指輪の用いられることもあります。
では手作り指輪にあしらわれている銀は、一体どういう種類が使われているのでしょうか?

まず紹介するのは、純度100%のシルバー1000です。
シルバー1000は重さがあり尚且つ柔らかい素材でもあるので、アクセサリー加工には不向きの素材です。
実際にシルバー1000が使われている手作り指輪もあるにはありますが、取り扱っている所は限られています。
しかも慎重に取り扱わなければ、直ぐにダメになってしまうので要注意です。

健康グッズとしてよく使われているのが、シルバー950です。
95%の銀と5%の他の金属が混ざったものになります。
シルバー950もシルバー1000と同様に柔らかい素材になっているものの、アクセサリー加工にうってつけです。
実際にシルバー950があしらわれている指輪も数多く取り扱っており、人気もあります。

指輪の素材として最もメジャーな銀は、シルバー925です。
92.5%の銀と7.5%の他の金属が混ざったものになります。
日本の市場に出回っているシルバーアクセサリーのほとんどは、シルバー925が使われています。
シルバー925はアクセサリー加工素材としてほどよい硬さとなっており、重さも申し分ありません。
純度100%ではないものの、「純銀」としても認められています。
他の金属が混ざっている理由は、強度の問題があるからです。
先程にも述べたように純度100%の純銀は大変柔らかい素材で、アクセサリー加工には向いていません。
そこで他の金属と混ぜ合わせることにより強度を高め、アクセサリー加工ができるようにしたという訳です。

他の金属が混じっていたとしても、銀としての輝きは失われていません。
輝きが失われるどころか、更に光り輝いています。

手作り指輪の出来を左右する素材

料理の味を決定づけるのは素材にありと言われているように、指輪の出来を左右するのも素材にあります。
では手作り指輪には、どういう素材が使われているのでしょうか。
1つ1つ取り上げるときりがありませんが、よく見かける素材の種類を中心に取り上げます。

指輪で最も多く使われている素材の種類は、銀です。
白く美しく輝く姿は指輪だけでなく、様々な装飾品にも用いられました。
しかし銀はとても柔らかい金属で、ほんの少し衝撃が加わるだけで形が歪んでしまいます。
どんなに腕の立つ職人でも、取り扱いには慎重になる必要があります。
そこで銀の他に銅を混ぜて固くした上で、指輪を仕上げます。

金も銀と同じように、指輪によく使われている素材の種類です。
金色に美しく輝く姿は人気が高く、求める人は跡を絶ちません。
金は滅多に錆びることはなく、手入れが簡単に出来るのも嬉しいポイントです。
しかし100%純金は柔らかい素材となっており、手作り指輪どころかアクセサリー加工に不向きです。
そこで他の金属と混ぜ合わせることにより、アクセサリー加工向きの金に作り上げます。

最近になり話題になっている素材の種類は、プラチナです。
日本語で「白金」と書きますが、金とは全く違う素材となっています。
プラチナの特徴は、強度そのものです。
例えどんな状況下にいても、壊れることは絶対に有り得ません。
しかし採掘量は非常に少なく、滅多に採れない素材でもあります。
しかもプラチナは加工が難しく、素人では扱えない素材でもあります。
でも職人の手にかかれば、加工が難しいプラチナも思いのままです。

銀・金・プラチナの他にも、手作り指輪には様々な素材が使われています。
チタン・プラチナゴールド、最近はレアメタルが使われている指輪もあります。
どの素材が使われている手作り指輪が良いのかは、人によります。
でも例えどんな素材が使われていたとしても、職人が丹精込めて作り上げた指輪が美しいことに変わりはありません。

素材から見る手作り指輪の選び方

指輪に使われている素材はどれも素晴らしく、惚れ惚れするものばかりです。
でもどうせ手に入れるのならば、品質の高い素材が使われている指輪を選びたいものです。
しかし素人目には判断がつかず、難しいのが正直な所です。
そこで指輪に使われている素材で判断するにはどうすれば良いのか、選び方について取り上げます。

まず気をつけておきたいのが、金属アレルギーです。
金属アレルギーの有無で、指輪の選び方は大きく変わります。
「私は金属アレルギーではないから大丈夫」と思っていても、油断禁物です。
なぜなら金属アレルギーは、誰でも発症する可能性があるからです。
もし金属アレルギーを持っているのなら、チタン・ジルコニウム・イリジウム・ステンレスの素材がおすすめです。
これらは金属アレルギーが発症しにくい金属となっており、安心して身につけることが可能です。

金属アレルギーの心配がないとハッキリ分かったのならば、定番である金や銀の指輪を身に着けたいものです。
市場に出回っている手作り指輪には、最高級の金や銀が使われています。
しかし本物に混じってメッキが施されているものもあり、油断なりません。
本物の素材の選び方は、刻印があるかどうかです。
もし本物であれば、指輪のどこかに刻印が記されている筈です。
逆に何処にも刻印がなければ、間違いなくメッキされたものです。
プレゼントとして手作り指輪を贈る際には、メッキではなく本物の素材が使われた指輪を贈って下さい。

ただ指輪の選び方として最も効率の良い用法は、色々な素材でできた手作り指輪を見ることです。
銀だけ・金だけではなく、様々な素材で出来た手作り指輪を見ることです。
色々な種類の手作り指輪を見れば、指輪の良し悪しが自然と分かるようになるでしょう。
指輪の良し悪しが分かれば、本当の意味で素晴らしい指輪も直ぐに見つかります。
時間がかかってしまうのが唯一のデメリットではありますが、時間をかける価値はあります。

手作り指輪に使われている素材は加工されたもの

「手作り指輪が更に輝くには素材にかかっている」ことを世の中で最も痛感しているのが、職人でしょう。
だからこそ職人は、厳選に厳選を重ねた素材を選び出し手作り指輪を仕上げていきます。
では手作り指輪の素材に対して、職人はどのようなこだわりを持っているのでしょうか。

手作り指輪に使われている素材は色々な種類がありますが、中には指輪どころかアクセサリー加工に不向きな素材も含まれています。
そのままの素材を指輪に使ってしまうと、痛みが出てくるからです。
しかも年月が経つとサビが出てしまい、下手をすれば指輪としての機能が失われてしまいます。
そこで職人は素材そのものにも加工を行った上で、手作り指輪の制作に取り掛かります。

ただ「加工された素材を使用している」と聞くと、仕上がった手作り指輪の品質に疑問を持つ方も多いでしょう。
加工されている素材が使われている指輪よりも、加工されていない素材が使われている指輪の方が良いと考えていることと思います。
しかし加工された素材は、加工前の素材と比べると丈夫で長持ちします。
しかも加工することにより輝きも増し、加工前よりも高級感溢れる雰囲気を醸し出します。

職人は主に加工された素材を用い、手作り指輪を仕上げます。
素材の特性を活かして仕上げられたデザインは、職人技というよりも神業と呼んだ方が正しいかもしれません。
1マイクロミリの誤差もない緻密なデザインは、見ているだけでも惚れ惚れします。
手作り指輪は身に着けた人の美しさと魅力を引き出し、輝きを与えてくれるでしょう。

本来は手作り指輪制作に不向きな素材であっても、素材に手を加えることにより加工しやすいようにしています。
また加工しやすさだけでなく、丈夫で長持ちするという大きなメリットも得られます。
国内で流通している手作り指輪の99%は、加工された素材が使われています。
探せば、加工されていない素材でできた手作り指輪もあるでしょう。
ただし取り扱いは非常に難しくなるので、注意して下さい。